ナビ・バックカメラ・ETC、これは絶対ついていてほしいですよね。
バックカメラとETCは部品による性能の差はほとんどありませんので「ついていればOK」という考えで問題ありませんが、
ナビゲーションに関しては機種によって機能・性能がが変わるのでそこにも注目です。
必ず欲しい機能については購入前に確認しましょう!
ナビは数多くの種類があり、搭載されている機能やスペックも様々ですので、予算に合わせて営業マンに詳しく聞いてみてください。
ちなみにどの製品も基本的にナビ機能に差はありません。
差があるのは+αの部分ですのでこだわりがなければ低価格のもので良いでしょう。
また、ナビは純正以外にも社外品があります。社外品とはオートバックス等の自動車用品店で販売している自動車販売メーカー以外の電装系製品を開発する企業の製品です。
社外品にも見た目の良いものや使い勝手の良いものがありますが、現在は純正品と社外品で劇的な価格差がある訳でもなく、価格=性能に比例していますので純正ナビが不当に高額という事はありません。
新車購入の場合は全て揃った状態で納車するのが最も手間なく気持ちが良いのでディーラー営業マンと相談しながら純正品を選ぶといいでしょう。
また、バックモニター・ETCに関しても同様に純正品と社外品で差はほとんどありませんので新車購入時に装着することをオススメします。。
購入前にナビのデータを必ず確認しておきましょう!
中古車なのでナビのデータが更新されていなければデータが古いかもしれません。
(年式の古い車を購入するときは要確認)
必要であればディーラにて最新版に更新しましょう。
ちなみにナビデータは1年に2回、6月頃と12月頃に発売されますので更新する時にはご注意を!
ナビの機能について
ナビデータの種類
・HDDナビ・SDナビ・DVDナビ・CDナビというのがあります。
これはナビのデータの保存方法であり、ナビデータを更新する時の作業工程が変わります。
→HDD(ディーラーにて1時間程でデータの書き換え)
→SDカード・DVD・CD(SDカード、DVD、CDの入れ替え)
HDDはデータの書き込み、他は新たなデータのソフトを購入して入れ替えるだけとなります。
純正ナビであればHDD・SD・DVD問わず、どのナビもディーラーでお願いすれば1万円~2万円で最新の地図データに更新することが出来ます。
純正ナビにもメーカーオプションとディーラーオプションがある
「【新車or中古車?】それぞれのメリット・デメリットとは」にてディーラーオプションとメーカーオプションについてご説明をしましたが、ナビにはメーカーオプション・ディーラーオプション・社外品の3種類の選択肢があります。
メーカーオプションは完全に車種専用設計なため、新車生産時に組み込むので新車購入の際に選択するしか取り付けるタイミングがありません。
※後付け出来ないという事です。
メーカーオプションのナビが最も高価なものになりますので、中古車を選ぶ際にメーカーオプションナビに拘りがあるようであれば装着済みの車種を選ぶようにしましょう。
新車で購入する人の多くが純正ナビを取り付けますが、実は純正ナビも社外ナビも使い勝手や機能的な面で大差はなく、社外だからと言って使いづらいなどという事は全くありません。
メーカーオプションナビ以外のものが装着されている車、もしくはナビが設置されていない車はメーカーオプションナビ以外のナビであれば後で交換や取り付けする事が可能です。
・既にナビが装着されている車を選ぶのか?
・車両価格+ナビを後付けした方がお得なのか?
これは完全にケースバイケースですが、
もしも5年以上前の車を購入するのであれば既についているナビが古いものの可能性が大ですので、
いっそのこと社外品の安価な最新ナビを10万円以下で取り付けた方が快適にお乗りいただける可能性が高いです。
次にそれぞれのナビの違いを説明していきます。
トヨタ ハリアーのナビを例にしてご説明します。
トヨタ純正メーカーオプションナビ
主に各メーカーの中でも中級クラス以上の車種にだけ設定されています。
上級クラスではメーカーオプションナビが一体化されていて他の選択肢はない場合もあります(トヨタの場合クラウンなど)
純正メーカーオプションナビの特徴は「第一にデザイン性」です。
ご覧いただいて分かる通り、四角い枠にカポっとはめられているのではなく、
完全に車のインパネ(インストルメントパネル)に一体化した抜群のデザイン性が魅力です。
そして最も高価なナビとなるので各メーカー最新の機能が詰め込まれています。
(車種によって変わりますが設定価格は主に30~40万円)
トヨタ純正ディーラーオプションナビ
これはトヨタ純正品ですが、車種専用設計ではなく度の車にも取り付けられるような四角い形の汎用ナビです。
よって、メーカーオプションナビとは違い枠にはめ込まれる形での取り付けとなります。
メーカーオプションの設定がない車種にとっては、純正ナビ=ディーラーオプションナビとなります。
新車購入の際にメーカーオプションナビの設定があったとしても価格が高いのでコストを抑えたいという方が主にディーラーオプションナビを選択します。
(各メーカー、ディーラーオプションナビには機能によって種類が複数用意してあり、主に25万、20万、15万、10万、のような価格帯で4種類ほどある印象)
違いとしては画面の大きさ、TV視聴(フルセグ・ワンセグ)、カメラなど車についている付属品との相互性です。
細かな違いはありますが大差ないので画面の大きさと見た目の違いという認識で十分ですね。
社外品汎用ナビ
社外ナビは基本的に枠にはめるタイプとなります。
オートバックスなど自動車量販店に行けば実物が沢山並んでいますね。
ナビを開発しているメーカーで有名どころだとアルパイン・パイオニア・クラリオン・ケンウッドなど多数存在ますが、どこのメーカーのナビも優秀です。
ナビの大きさや性能により価格帯も大きく変わりますがズバリ言えることは純正品よりも安いです。
そして純正品と使い勝手において差はほとんどありません。
ですので実は純正ナビを取り付けるというのは贅沢な行為であり、かつ社外という選択肢がない無知な知識故に純正ナビのディーラーオプションナビを取り付けている人がほとんどです。
もしも古い中古車を選ぶ際にはナビの事を気にせずに、ナビだけは購入時に社外品のものを取り付ける事をおすすめします。
社外品車種専用設計ナビ
人気車種に関しては社外品でも純正のメーカーオプションナビのようなフィッティングのナビが販売されている場合があります。
上記の画像はアルパインの「ハリアー専用9型ナビ ビッグX」というナビです。
メーカーオプションナビ程のデザイン性ではありませんが大きな画面にはみ出したボタン、凹凸の少なさから高い調和性を誇り、純正のディーラーオプションナビよりも非常に見栄えが良く人気です。
車種専用設計のナビは社外品でも値段が高いですが、それでも純正のメーカーオプションナビに比べれば低価格。
更にこれは後付け可能ですので、中古車でもまだナビも付いていない展示車や新古車を選ぶ場合にこのような社外の車種専用設計ナビを取り付けると非常に高い満足度が得られるのでおすすめです。
現代・新製品の主流はSDナビです
一時期は高価なナビHDD、中級クラス以下のナビはSDとなっておりましたが、故障の少なさなどから現在は基本的に全てSDナビとなりました。
それぞれの特徴は
音楽を録音したい人はHDDの方がいいですが、そういったことがなければどちらでもいいと思います!
中古車を購入する際のナビチェック
この2種類はもう完全に古いナビですので社外品のナビに付け替えるという選択をする方もいます。
社外品のナビであれば工賃含めて10万円もあれば基本的な新しいナビはつけられます!
※メーカーオプションナビは載せ替えが出来ません。(セルシオなどの車種を購入の際に注意)
DVD再生機能
CD再生のみのナビも少なくありません、CD再生のみの場合そのナビはグレードの高いナビではありません。
昔はMD再生、カセットテープ再生を出来るものもありましたね。
TV再生機能
アナログTV
映りません。
地デジチューナーという部品を付ければ見れるようになりますが、工賃含めて3~4万円はかかるでしょう。
また、画質はついているナビのディスプレイによりますのでそれであればナビ事新しいものに変えてしまう方がいいですね。
ワンセグTV
TVを見れますが画像が粗いです。
(イメージとしては昔、携帯電話で見れるワンセグTV機能ってあったじゃないですか?あんな感じです)
フルセグTV
家庭のTVと同じように滑らかで綺麗なデータ放送を見ることが出来ます。
メーカーが事故防止のために見れないようにして販売している以上、正規ディーラーではどんなにお願いしてもやってくれないのでどうしても見たい場合は納車後カー用品店にてやってもらいましょう。
Bluetooth(ブルートゥース)機能
最近は当たり前になったBluetooth(コードを繋がずにデータの通信が出来る機能)
ナビにBluetooth機能があればBluetooth機能のあるスマートフォンや携帯電話と繋ぐことにより、音楽の再生やハンズフリーでの電話が出来るようになります!
特に仕事で車を使っている方や経営者や役員の方はハンズフリー電話機能が必要という方が結構多いです。
一度車と携帯の設定をしておけば車内にいて電話がかかってきた際に、手元のハンドルスイッチで電話に出て、車のスピーカーを通して会話することが出来るのは非常に便利な機能と言えるでしょう!
音声認識
運転しながらでも喋ることで操作が出来る機能です。
実際この機能が欲しいという人はほとんどいませんね。
喋って操作なんて中々する機会ないですから(笑)
必要だと思わない方は、この機能は気にすることはありません。