欲しい車の候補が決まったら実際に展示場へお目当ての車を見に行きましょう!

そこでこのページでは実車を見る際のチェックポイントについて解説していきます💡

「見るって傷のチェックじゃないの?」

いえいえ!それだけではありません!

外装も大切ですがもっとチェックしておきたい部分があるんです!

それに試乗が出来なくても実際に座ってみてエンジンを掛けるくらいはしておきたいですよね。

車は大きな買い物ですので購入の際には、1つずつ丁寧に確認して納得したうえで話を進めましょう。

外装のチェック

ボディについて

新古車を除き、中古車は傷があるのが当たり前です。

内外装は基本現状渡しなので、例えネットの写真で綺麗だったり事前情報で問題なさそうだと思っても、実際に必ず自分の目で傷・凹みのチェックをしましょう!

 写真で映らない傷がたくさんある場合もあります。人それぞれ感覚が違うので、状態を話で聞いただけだと違いがあるかもしれません。

修復歴について

車の修復歴はないか?交換跡はないか?

必ず営業マンに確認しましょう。

修復歴とは?

車のフレーム・骨格部分(人間でいう骨)に損傷を受けた場合に修復歴有りとなります。

 ドアなどのパーツ交換や外装の修理では修復歴にはなりません。

フレームに損傷があるということは大きな事故、もしくは勢いよく車をぶつけたということ。(いわゆる事故車ですね)

修復歴は完全に治すことが出来ないのでプロが見れば事故をしていることはすぐにわかります。

ということは修復歴があると車の価値が一気に下がってしまうのです。なので買うときに安くても売るときにも安くなる。

また、修復のレベルにもよりますが、細かく言えばフレームの損傷、歪みにより異音や走行性能に関わる可能性があります。

神経質な方、細かい方は修復歴車は絶対に購入しないようにしましょう。

交換暦とは

大きな損傷があり外装パーツを丸ごと交換しているということです。

交換して新しいものになっているので何も問題はありませんが、プロが見ればわかるので交換したという事実は残ってしまいます。

修復歴や交換跡があると値段に影響するのでお買い得に購入出来ますが、必ず営業マンの説明とデメリットを納得した上で購入しましょう。

タイヤについて

最も見落としがちなのが”タイヤの状態”です。

タイヤの溝が少なかったりヒビ割れている場合、近いうちにタイヤ交換にお金がかかってしまいますので、なるべく新しいタイヤが付いている方がいいですね。

また、タイヤの状態があまりにも悪い(車検に通らない)場合は納車までにお店負担で新品に替えてくれる可能性が高いのでお願いしてみましょう。

内装のチェック

匂いについて

内装で最も気になるのが匂いです。

できればエンジンをかけてエアコンの匂いも確認したいですね。

煙草、ペットの匂いなど強烈な匂いは消臭作業をしても消すことは不可能ですのでキツイと感じた場合はやめておいた方がいいです。

匂いは温度が高いと出やすいので冬は気にならなかったけど夏になったら「なんか臭い・・」ということもあり得ますので敏感な人は注意が必要です。

傷・染みについて

シート・カーペットの染み・痛み、プラスチックパーツやダッシュボード上の傷も見ておきましょう。

古い車だとスイッチ類の塗装が弱くなりベタベタしているなんてこともあります。

また皮シートの場合運転席だけやたらと痛んでいることもありますね。

高級車にはレザーやアルカンターラ等の高級素材がふんだんに使われますが、それ故に経年劣化が目立ちます。

シート、スイッチ、扉内張など、触れる部分を重点的にチェックしましょう。

装備について

欲しいと思う装備の確認、ナビのスペック確認、地図データの確認。

わからないスイッチなど疑問に思ったことは質問してみましょう。

車検がいつまで残っているのか確認

車検が多く残っている方がお得なのは間違いありません。

しかし、中途半端に半年くらい残っているなんていう車よりかは車検が切れている車の方がお得に場合もあります。

残り車検が半年であれば、半年後に車検でお金がかかります。

車検が切れている車を購入する場合は納車までに必ず車検を行いますので、2年の車検は付いた状態が乗り出しとなります。

 車検費用は車の種類にもよりますが国産車の場合、小さい車で8万円~、大きい車の場合は12万円~が一般的です。

販売店にもよりますが、納車までに車検をやらない車よりもやる車の方が整備料金が多くかかるということはありません。

 車検を通す場合は自賠責と重量税などの法定費用のみ多くかかります

よって半年後に通常料金で車検を通すよりも購入したときに車検をやってしまう方がたっぷり2年乗れるため、お得で楽ちんなのです。